賃貸仲介業も7年やればだいぶ地に足がついてきた実感はありますが、こればっかりはエンドユーザー対応ですので、流行り廃りや良い波悪い波もあるもんで、一概にこれが永続事業になるかどうかはわかりません。そういう先行きの不透明な事業体ですので、管理業や仲介の付帯サービス事業など、派生事業に徐々にスライドしつつ足場を固めていかないと、必ずどこかで周回遅れになる恐怖があるもんです。

今年に入ってからは、経験者の採用も加速するようになり、同業他社スキームやマネジメントを知る人が、外から複数来てくれるようになり、本格的に企業としての第2創業期と言えるフェーズに突入した感覚ですが、おそらく仲介事業で長年尽力してきてくれたスタッフの中にあった「飽き」のようなものが、新規事業や目新しい価値観との交流の中で晴れていくテーブルなのかなと言う気がしています。

特にうちの会社は人材不足に長年悩まされてきたんですが、人が成長することで壁をこえることもできますが、壁を超えるための人が外からくることで乗り越えれる場合もあるようです。外から人を連れてくるなんて言うのは、言うは易し行うは難しで、自社や代表者に魅力がなければなかなかお目当ての人材には来てもらえそうもありません。

うちの場合はというと、やはりなかなかよい人材に来てもらえるような状態ではありませんでした(もちろん僕の不徳のいたすところですが)から、こればかりは逃げずに期待してくれた幹部には、随分と長い間可哀想な思いをさせてきたなと言うところです。

ところがなぜかはわかりませんが、そういう部分がこの最近で急展開して、非常に優秀な人に外部から来てもらえるようになり、実績、能力、人格ともに申し分ない人に来てもらえるようになると、改めて自分の背筋も伸びる思いですが、代表者が先頭で一人牽引してるつもりだった頃に比べてみると、実際に中で働くスタッフから見た企業のイメージとしても、将来の不安が随分と払拭されてきているのを感じます。
 
売買事業や収益事業にも少しづつ着手することができるようになり、ネット集客に強い賃貸屋さんのイメージから、ちょっとづつではありますが不動産業者としての骨ができはじめてきているところです。 管理収入や賃料収入で人件費の大枠をまかなえるくらいになれば、従事してくれるスタッフにも、安心して人生を任せてもらえるようになるでしょうし、よちよち歩きだった会社ごっこから、少しづつぬけ出すことが出来るようになるのかなという思いです。

結局誰がキーマンになって会社が爆発するのかはわかりませんが、その時が来るまで虎視眈々と準備しておくのが代表者の責任でしょうし、チャンスが来たら手を伸ばすのも代表者の決断力なのかもしれません。そういう意味ではチャンスも見逃してきたし、決断力もありませんでしたが、太陽系が誕生するかどうかくらいのスパンで、僕自身にもチャンスと決断のタイミングが回ってきたのかもしれませんね。

こうしてみると、今までいろんなかわいがりを受けてきたおかげで、必ず倍返しで達成してやろうと考えるようになったわけですから、本当にありがたい限りですよね。なんていうか「行くときは行くんだよ」っていうのを徹底的に教えてやりたいと思っているのですが、そんなダサい話はこのへんで、蒸し暑い時期になりますが、体調は崩さず他力本願で頑張りたいところです。

松田