2ヶ月以上ぶりのブログ更新です。

この数ヶ月何をしていたかというと、相変わらず組織構築に勤しんでいたわけですが、ここへ来て期待していなかった朗報が飛び込んできました。google大先生のペンギンアップデートからWEBサイトの評価の見直しが行われたようで約2年前からなだらかに評価が下がり続けていたものが数日にして評価が跳ね上がってきました。

組織再編の狼煙とともに、営業のチーム力向上を掲げて取り組んできましたが、何より根底から人材の育成を考えなおしてきた約2年でした。その甲斐あってか試行錯誤のすえSEOを任せた企画開発室の川浦くんがgoogle大先生とのやりとりをコツコツ続けることなんと約8ヶ月。ここへ来て成果が見え始めました。

正直僕自身気の遠くなるような試行錯誤を創業以来続けてきましたが、こういう目に見えない努力っていうのは社内でも伝わりづらいもので、SEOの成果が下がり始めた途端ナーバスでネガティブな気配だけが蔓延し、かと言って誰も集客努力を代替するわけでもなく、営業の意識向上もさほど見られませんでした。

手っ取り早く業績を回復するためには、お金と自分の時間をかけてgoogle先生に僕が直接やり取りして謝りに行けばよかったんでしょうけれど、ふとここで僕なりに考えた結果、自分だけが解決策を講じているうちは、結局また誰もそういう努力に気づかない社長と子どもたちの組織にしかならないと考えました。

そこでまず、営業チームの責任者各位に自力で営業力をあげるように打診し、SEOは一切手を付けないで放置することにしました。代わりにPPC広告を回して、SEOがどうやっても機能しなくなったとしても確実に生き残れる組織を作っておこうと考えるようにばりました。もちろんこれは相当過酷なことです。

でもこの状態こそ、僕がいなくなった組織の真の姿だったと思います。誰もアイディアを出そうとせず、組織運営についても何の考慮もなく、ただの烏合の衆がパクパク餌をほしそうにしているように僕には見えました。ちょっと嫌味な言い方だと思いますが、正直自分のテコ入れがどれほど彼らに見えていないのかを確かめるにはベストでした。

もちろん水面下で評価下落の原因となっているものをあぶり出すことは行っていました。あらゆる角度から経験上の施策を試し、自分の中でどこの部分がgoogle先生の粛清のターゲットにされているかを結論付けるまでさほど時間はかかりませんでした。社長ってとにかくいろいろやること多くて大変だなって思いました(笑)

ただし不思議なことに壊滅的な影響がないまま最大パフォーマンスにだけ制限がかかったような状態でしたので、さほど躍起にならずともしばらくはこのまま横ばいを維持できると踏んで、僕は長年傾倒したSEOという考え方自体を一度リセットしました。一言で言うと「SEOなしでどこまでいけるか?」確かめようと思いました。

このリセットのおかげで、営業部のチーム力の改善、採用のマーケティング、人材育成と適材適所への配置、従業員満足度の見直しなどなど、改めていろんなことを澄んだレイヤーから見つめることが出来たと思います。その甲斐あってgoogle先生との対話も僕以外の人材の成長で補えました。

結局、google先生からのご指導のお話は明確な根拠なしには語りづらい部分もあったので、全てはお叱りを真摯に受け止めることから初めて、自分自身の思考の見直し、組織全体の弱点の見直しを、SEOという飛び道具をなるべく頼らず淡々と推し進めていった結果、ここへ来てgoogle先生がどうやら機嫌良くなってきたということのようです。

わかりやすく言うと、毎日おもりをつけていた生活を体験し、コレがあたりまえだという認識が社内全体に定着した状態で、一斉におもりを外せるようになったというところでしょうか? おもりつきでも動ける人たちだけが生き残り、おもりを外した世界がやってきたらどうなるのか。

人の成長と再現性を身につけた組織の威力、それはこれから証明してみたいと思います。 

松田