ビジネスっていうのは一つの趣味みたいなものだとずっと僕は思ってるのですが、世の中には仕事は趣味ではないと考えてる人もたくさんいるみたいで、いやいやながらやってる人も本当にたくさんいるのかもしれないとやっとこさ感じるようになってきました。

「こんな楽しい趣味があったら、ほかに趣味とかいらないよ」と思ってた自分にとっては、どうしても理解に苦しむ部分が多かったのですが、人から「趣味はなんですか?」と聞かれたときにどこかで「仕事です」と答えると「あちゃ~」みたいになるのが嫌なんで無理やり趣味を考えるんですがやっぱり見つかりません。

でも無理やり趣味を見つけて、どうにかそれをやろうやろうとすることがなんか面倒くさいな~と思うようになり始めて、「?ちょっと待てよ」と、仕事を趣味だと思ってない人たちは、逆に僕が趣味をいやいややるような感じで仕事をとらえてるのかな?と考えるようになりました。

僕にとっては、この”無理やりやろうとする趣味”ほどつまらないものはないと思うわけですが、逆に”仕方なく仕事してる”人たちは最高につまんないことやってるんだろうなというのは理解できるようになってきました。だけどこれって結局はどう向き合うかだけのような気がします。

仮に僕が無理やり始めた趣味だとしても、他のこと全部ほっぽりだして、「この趣味を極めてやる!」と強く思い切れたら、そこからは”楽しい苦労”がはじまって、簡単にコンプリートさせてくれないじれったい感じにぐいぐい引き込まれて、最終的には時間のかかる楽しい趣味になるのかなと思います。

世の中には楽しい趣味を仕事にできる運のいいというか、こだわりの強い人もいるんでしょうけれど、結局「コンプリートしてやろう!」とどこまで真剣に思えるかどうかで、趣味が先か仕事が先か、最終的には楽しい趣味として仕事をするようになって行くような気もします。

仮に楽しい趣味だと感じてても、大して真剣にはまり込まないで、いい加減に取り組んでしまっては、その趣味の本当の醍醐味というか、ブレイクスルーというか、一番おいしいところを味わえることはまずないのでしょうから、それって本人が思ってるより随分さみしいことだと思ってしまうんですが、ぶっちゃけどうなんでしょうか?

独りよがりでいいから、気ままに自己中にストレス発散というのも大事なのかもしれませんけれど、これって正直なところ、その独りよがり感がさらに次のストレスを発生させるような気がしてしまいます。だって自己満足って承認欲求をどうやっても満たしてもらえませんもんね。さらに個人的な意見を付け加えるなら、独りよがりでいいのは趣味ではなくて暇つぶしじゃないでしょうか?

結局いつまでも、「なんでみんなは自分のこと分かってくれないんだ?」とか「自分だけの趣味という名の単なる暇つぶし」、仮にそれを思わないようにしても、”自己評価”と”他者評価”の違いは、逆にたくさんのストレスの発生原因になると思うんです。それをまた自己満足や暇つぶしの趣味で埋め合わせようとしても、埋まるもんなんでしょうか?

まとめますと、本当にストレスの負荷を下げたいなら、自分の評価も他人の評価も一定水準以上になるように、ギャップを生まないような成果を求めるようにしていかないと、それが趣味であろうが仕事であろうが、次のストレスを生む原因になってしまうんじゃないかな~って話です。

で、結局ストレスが発生しないように、趣味か仕事のどちらかに一定の成果を求めるのならば、どちらが実益を兼ねているのかと言えば、「仕事でしょ?」って言う話でした。あくまで個人的で一方的な解釈で、異論反論あると思いますが、気に食わない人はスルーしてください(笑)

生きてる間で一番長い時間使うのは睡眠か仕事ですもんね?
今日はそんな話でしたとさ。

松田