あまりブログとかでは教えたくないほどこの人は凄い。
というより、この人の本読んで理解できて、実行できたら誰でも成功すると思う。
ぼくもマーケティングの面ではかなりお世話になっている。

でも一番刺激を受けリスペクトが多かったのは営業方法。

営業に向き合う姿勢や、どう考えるか、アクションを起こすか、どう育てるか。
本を3回読んで、赤線引きまくって、マニュアルにして、従業員に配った。
当たり前だけど効果は凄い。

本の値段は4~5000円だったと思う。本はその情報を受け止める側次第で価値が変わると思う。
別にこの本を売る側の人間じゃないけど、・・・・・安すぎる。


何故今日のテーマがダンケネディなのか。

最近WEB屋さんからまた営業電話がかかってくる。聞くつもりはほとんどない。99.9%僕の方が知っている。実行している。
だから意味はほとんどない。買ってもらいたくて営業電話をかける商品はマーケティングを行っていない。
戦略のかけらもない。そんな売る側がすでに何も考えていない商品を買うつもりは全くない。
でも1%でも可能性があるなら、うちのWEB戦略にどう関わりたいのか、戦略にしてメールで送るように言っている。

重要なものは向こうからやってこないことを知っている。
重要なことは買う側からアプローチしなければ手に入らないことがほとんどだ。
だから、まともな人なら、向こうからやってきたアプローチに必ず疑問を抱くし、検討したなら買わないだろう。

同じことが賃貸業にも言える。
重要で有益な情報がなければ、お客様は問合せない。
なのにページの中身スカスカで機能も製作者の一人よがりなサイトに必死でSEOを掛けても、中身のあるサイトと同じ成約率にはならない。間違って問合せが来ても対応できない。
もっといえば営業の能力を高める努力をしない業者でお客様は成約しない。してもリピートは絶対にない。そんな業者が何本の問い合わせがあれば売上が上がるのか。問合せの数を増やす前に向き合える従業員の数を増やすほうがよほど先じゃないのか。

1秒で気付く結論だけど、みんな見て見ぬふりをする。気付くのが怖いから。気付いたら行動していない自分に自己嫌悪になるから。

不動産賃貸業者のレベルが低いと言われることに、特別な抵抗は無い。
けど、もっと本気を出してほしい。現状に満足している会社が多いほど、それはビジネスチャンスだと思う。
自分は仕掛ける側か、仕掛けられる側か。

敵を知り己を知れば百戦して危うからず。

だから僕のことを「堅い」という人がいる。失敗しないことしかやらないと思っている人がいる。そんなものあるのか?

そんなはずない。いつもすれすれを飛んでいる。いつ墜落してもおかしくない。資本金数百億の企業も市場が必要としなくなれば数年で滅びる。それが死上(市場)だから。今ある企業は死んでいった企業の上にしか成り立っていない。シビアなのではなくこれが変わったことは一度もない。と思う。

頭で理解できたら、次は行動するだけ。

来年の今頃には、ネット強者と弱者の支配関係は今より激しく変わるはず。毎年一年で開いていく距離と速度は増大している。
その前に脱大手。自立した不動産仲介業者がもっと増えることで、正当なマーケットが創られると思う。
仲介業者は広告代理店だと言うことを肝に銘じていないと、いずれ市場に淘汰される。

広告代理店が大手広告代理店に広告活動を依頼してるという、なんとも歪(いびつ)なこの構図は正常な状態から程遠い。気付いているなら、即座に解決策を講じなければ、そのまま原状に甘んじたら、大手広告代理店がキャパオーバーしたした瞬間に、クライアント企業は捨てられる。その時には取り返しのつかない距離が先行組との間にできている。

HOMESの次はどこか?そもそも広告代理店のネットシェアは毎年拡大しているのか?利用者の増えているマーケットなのか?

最後に残る何社かの企業になるため、モダンスタンダードは最低でも今の10倍のマーケティングをしよう!

松田